「フォーチュンクッキー」 ヒューマントラストシネマ有楽町
カリフォルニア州フリーモントのフォーチュンクッキー工場に勤めるドニヤ(アナイタ・ワリ・ザダ)は、アパートと職場を往復するだけの日々。母国アフガニスタンの米軍基地で通訳として働いていた彼女は、そこでの経験から不眠症に悩まされていた。ある日、フォーチュンクッキーに入れるメッセージを書く仕事を任されることになった。ドニヤは、新たな出会いを求めて、その中の一つに特別なメッセージを紛れこませる……。
モノクロ映画で、主役がアフガニスタンの人ということもあり、あまりアメリカ映画っぽくなかったです。フォーチュンクッキーって、このように作られているのかと興味深かったです。若く美しいドニヤだけど、複雑な背景があるようです。同僚、ご近所、心理療法、いつもご飯を1人で食べに行くお店、オフビートな雰囲気で、セリフが独特です。ユーモアがあって、面白かったです。予想とは違った方向に進みました。そこもまた良き。
ポスターに出ているダニエル役のジェレミー・アレン・ホワイトが、力が入ってなくて、素敵でした。
★★★★☆ 4+
来場特典でフォーチュンクッキーをいただきました。