凍りのくじら
2025-05-02



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「凍りのくじら」 辻村 深月 講談社文庫
藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する“道具”と理帆子の運命は。
ちょっと重いと言うか、ドロドロしたところもありました。理帆子の大変な状況や、元カレとの関係、いろいろありました。どれにもドラえもんの道具が関わっていて、藤子・F・不二雄先生をリスペクトしていました。おそらく、著者はファンなんでしょうね。出会いがあったり、単純な恋愛ものとは違って、うーむと唸る内容でした。そういう事だったのかぁと、思いました。
[読書]

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