無名
2024-05-09



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「無名」 ヒューマントラスト有楽町
1941年上海。諜報員フー(トニー・レオン)、部下のイエ(ワン・イーボー)は相棒のワンと共に諜報活動に明け暮れていた。
第二次世界大戦下、上海で暗躍する中国共産党、中国国民党、日本軍スパイたちの攻防か描かれる。
カットバックというか、いろいろなシーンがモザイクの様に、映し出され、時系列が飛んでいるし、ミステリアスに話が進みます。一つ一つの映像の構図が凝っていて、オシャレな写真家の写真の様に見えました。芸術的な映画でした。バラバラに見えるシーンの謎や真実が明らかになると、俄然納得できました。複雑な構造で初めはわかりにくい気もしますが、とても面白かったです。主役の2人がカッコいいです。当時の上海の街や、ファッションも良かったです。日本人兵は、非道でした。
日本人もたくさん出てきて、知らない俳優さんばかりでしたけど、言葉からは中国の人が慣れない日本語を話している風ではなかったので、日本の方が多いと思います。日本語と中国語で会話して通じているのはちょっと不思議でした。
スパイ映画なので、終始スリリングでハラハラします。銃撃や身体を使ったアクションなど、緊張感がありました。出てくる女性たちも美しかったです。

★★★★☆ 4+
[映画]

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