マンハント
2018-02-14



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「マンハント」 シネマイクスピアリ
製薬会社の顧問弁護士をつとめるドゥ・チウは(チャン・ハンユー)、パーティの翌朝、社長秘書・希子の死体の横で目を覚ます。現場の状況証拠はドゥ・チウが犯人だと示しており、罠にはめられたと気付いた彼は逃亡を図る。独自の捜査でドゥ・チウを追う敏腕刑事・矢村(福山雅治)は、ドゥ・チウのことを知るほどに事件がおかしいと思い始める。やがてドゥ・チウを捕らえた矢村はドゥ・チウの無実を確信し、警察に引き渡さずともに事件の真相を追うことを決意する。
始まり方は、演歌のカラオケ画像風でした。舞台は日本なんだけど、なんだか違和感のある日本なんです。中国映画なので、始まりだけじゃなく、その後もちょっと違う感じの日本が気になりました。セリフにしても、甘い(くさい?)言葉が多く、現代の日本人的な言い回しじゃないような気がしてしまって気になりました。
1976年に高倉健主演の「君よ憤怒の河を渉れ」を再映画化したものだそうで、そちらは見てないけど、昔の話を現代の設定にしているせいもあるのかもしれません。会社のパーティーでダンスしているのが、みんなで揃っていて、日本人らしくないダンスでした。おかしかったです。
目が覚めたら、隣りで女が死んでいて、嵌められたという話はよく聞くパターンです。古めかしく、日本に違和感は覚えるもののつまらないというわけでもないのです。ちょっと、懐かしいパターンの映画ではあるけれど、アクションも頑張っているのを感じました。
ジョン・ウー監督だと思ったら、物足りなく感じてしまうのかもしれません。監督お約束の鳩や二丁拳銃は健在です。スローモーションも多い監督ですが、静止画像のようなのもあったので、あれっ止まっている!?ってちょっと焦りました。
日本の俳優さんも多数参加。斎藤工、田中圭は、出番が少なかったですね。吉沢悠に関しては、どこにいたの?あれかという感じの犯人Bでした。ジョン・ウー監督の娘アンジェルス・ウーも出演していました。他の華奢な女優さんたちの中では浮いているような気もしたけど、アクションはたっぷりしてくれています。これも、監督の親心で、出演シーンが多いのではと思ってしまう。

★★★☆☆ 3+
[映画]

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