フェリシーと夢のトウシューズ
2017-08-18


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「フェリシーと夢のトウシューズ」 丸の内TOEI 日本語吹替
孤児で施設に暮らすフェリシー(声:土屋太鳳)は、踊る事が大好き。バレリーナになってパリのオペラ座の舞台に立つことを夢みていた。親友のヴィクターと共に施設から脱走し、パリに到着するが、ヴィクターとはずれてしまう。オペラ座の掃除婦のオデット(声:黒木瞳)と出会い、頼みこんで仕事を手伝いながら、寝泊りさせてもらう。バレエ学校にも偽って入学し、バレエ経験もないなか、夢を叶えようと奮闘する。
丸の内TOEIでは、吹替しかなかったのですが、声優をつとめた人たちは、上手でした。先生役の声は熊川哲也さん、ライバルの母親役は夏木マリさんと豪華です。
しかし、オリジナルは主役がエル・ファニングで、ヴィクターがデイン・デハーンだそうで、そちらも良さそうです。
主人公フェリシーは、ダンスは得意ながら、バレエは習ったことはなく、他の生徒と比べるとメチャクチャなんだけど、元バレリーナのオデットに指導を受け、練習を重ねて上達していきます。大胆な方法でバレエ学校へこっそり入学しています。フェリシーは元気いっぱいで、情熱が彼女を動かしていて、周囲の人を巻き込んでいきます。とても面白かったです。
パリの街並やオペラ座が美しいです。時代背景も興味深くて、エッフェル塔の建設途中なんです。ギュスターヴ・エッフェル氏の設計、建築のエッフェル塔ですが、自由の女神の設計にも関わっていたことを知りました。
この映画の良いところは、フェリシーを敵視していた人でも、実は良い人だったと思えるところです。全員が良い人とまではいかないけど、応援してくれたり、理解してくれたりします。
絵からすると小さい女の子向けかと思われるかもしれないけど、大きい(身長じゃないです)女の子にも良いですよ。男の子は、どうかな。

★★★★☆ 4
[映画]

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