マラヴィータ
2013-11-08


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「マラヴィータ」の試写会へ行ってきました。
フランスのノルマンディー地方へ引っ越してきたワケあり一家。元マフィアのフレッド(ロバート・デ・ニーロ)、その妻マギー(ミシェル・ファイファー)、娘のベル(ディアナ・アグロン)、息子のウォレン(ジョン・ディレオ)は、命を狙われているために、FBIの証人保護プログラムにより世界を転々としている。町に溶け込み目立たないようにしなければならないのだが、短気なフレッドを始め、家族もそれぞれにトラブルを起こしている。そうこうしているうちにフレッドに恨みを持つマフィアが居場所を突き止め、殺し屋たちが、静かな田舎町に乗り込んでくる…。
マーティン・スコセッシ製作総指揮、リュック・ベッソン監督。豪華な監督とキャストなんで、ついつい期待しちゃうのですが、前半は退屈でした。タイトルのマラヴィータはイタリア語で裏社会というような意味があるようですが、飼い犬の名前でもありました。
コメディタッチで、細かい笑いはいっぱいあるんだけど、困った家族という感じで、近所に引っ越してこられたら、大迷惑をこうむります。殺し屋が続々とやってくる所がシュールで良かったけど、全体的にはリュック・ベッソンらしさが見られません。デ・ニーロはすごい活躍するのかと思えば、すぐにカッとなってしまうだけのお父さんって感じでした。親よりも子どもたちの方が活躍して面白かったかな。家族の絆の物語というには、ちょっと物足りないです。

★★★☆☆ 3-
[映画]

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