『松井冬子展−世界中の子と友達になれる−』を見てきました。横浜美術館です。

美貌の日本画家のせいか、メディアに登場することも時々あります。
紅白歌合戦の審査員にもなっていました。本当に、おきれい。

絵画はとても、独特で衝撃的です。
下の「浄相の持続」という絵を知って、前から実際に絵を見てみたいと思っていました。今回、はじめて生で絵を見ることができました。

生きることの痛みを感じます。絵を描くことが、苦悩の末の自己表現なのではないかと。
１番上のチラシの絵は藤と少女のかわいらしい絵のように見えるのですが、実際にこの絵を見ると、かなり印象が変わります。狂気の世界なんです。赤ん坊のいないゆりかご、いっちゃっている表情、少女の足や藤の花をよくみると…。実物を見てほしいです。