フィッシュストーリー
2010-04-12


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「フィッシュストーリー」(伊坂幸太郎・著)を読みました。
これまた映画化している作品です。
売れないロックバンドが最後に残した曲“フィッシュストーリー”。
誰かに届いてほしいと願いをこめた曲が、時代を超えて後の世界を
変えるというような話なんだけど、これがささいなことそうに見えて、
世界を救うような結果になるという、ちょっと変わった小説で、楽し
めました。
この本は短編集で、他の話も入っているのですが「ラッシュライフ」
に登場したプロフェッショナルな泥棒の黒澤が出る話が2つあって、
面白かったです。
「ポテチ」という話では、黒澤の知り合いの今村のキャラクターが、
どこかのんびりとしていて泥棒らしくない。
泥棒している最中に、かかってきた留守番電話を聞いて、対処しに
行ってしまうところがおかしい。
[読書]

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